最近、肌の劣化をひしひしと感じる年ごろになりました。
いつも鏡の前では、若々しく見える最高の角度で自分を映しているもので(w)、若さをキープできている錯覚をしているのですが、私ももう40代。
写真や映像のなかの自分を見ると、嘘はつけません。
「俺ってこんなに老けてるんか!!!!」と驚愕します。ほんとに。
30代~40代は肌の劣化が加速する年代。
皮膚専門の医師が科学的なエビデンスにのっとって書いた本を読んで、本当に効果のある方法を研究してみました。
するとどうでしょう。一般的なスキンケアはほとんど間違っていて、効果があるどころか悪影響を与えるというじゃありませんか!
しかも、許容するスキンケア用品などに差はあれども、3名の医師が言っていることはほとんどいっしょなんです。
長年医療に携わってきた専門家が言っていることです。つまりそれって、ほとんど真実なんじゃないでしょうか。
知らなきゃマズイ 本当に効果のあるスキンケア方法
肌はできる限り何もしないのが良い
皮膚の防御機能、再生機能はとても優秀なので、余計なことをしちゃダメというのが、正しいスキンケアの基本コンセプトです。
洗顔は水で洗うだけでもオーケー! 肌には何も塗らなくてもオーケー。
もし塗るなら1種類だけにとどめます。
その場合は水分補給ではなく、油分補給をします。
具体的には、オイル、ワセリン、油分がとれるスキンケア用品。
化粧水を使う必要はありません。
紫外線を避ける(光老化の予防)
紫外線対策はほかのどんなスキンケアよりも大事です。
シミやたるみなど、肌の老化のなんと8割が紫外線が原因なんです。
顔よりも二の腕の皮膚のほうがプルプル、すべすべだったりしませんか?
これは二の腕が紫外線を浴びていないからです。
顔の皮膚も本来ならこのようにプルプルだったのにと思うと切ないですね。
体のケアをする(自然老化を遅らせる)
人間の体の老化は、肌を見ればある程度把握できます。
老けている人は、血管年齢も高く、体の中も老化しています。
つまり体が若いからこそ、肌も若いんです!
スキンケアだけに固執していたらいつまでも肌はきれいになりません。
食事、運動、睡眠など、健康にも気をつかわないと意味がないということですね。
以下、ベストなスキンケアを考える上で、抑えておくべきことを書いておきます。
皮膚の構造理解。肌に美容成分は浸透できません
スキンケアを語るうえで、おさえておくべきは、「表皮」の一番表面にある「角質層」と、一番底にある「基底層」。それと筋肉と表皮をつなぐ「真皮」です。
角質層は約0.02ミリと非常に薄いですが、角質と脂がレンガのように重なりあった約10層構造になっていて、これが鉄壁のバリアになっています。表面はとてもきめ細かく、外敵を寄せ付けません。
水は角質層に浸透できますが、実は、スキンケア用品に含まれた美容成分は、1層目への浸透すら難しく、肌の表面にのるだけなんです!
「コラーゲン」を例に出しましょう。
コラーゲンは「真皮」に存在して、肌のプルプルを保つ役割をしています。
そのコラーゲン配合のスキンケア用品を肌に塗ると、真皮にまで浸み込んで、肌が張りがもどってくる期待をしてしまいますが、残念ながら不可能です。
なぜなら角質層に浸透できる穴がゴルフカップの大きさだとすると、コラーゲンの大きさは東京ドームほどあるんです!! それぐらい分子量の大きさにギャップがあります。
スキンケア用品に溶かし込まれた美容成分は、もともと粉だったりするわけですから、肌を通過できるほど微粒子になるのはむずかしいです。
なので、よく見かける「〇〇成分が、お肌にみるみる浸透」のようなキャッチコピーは無理があります。
※コラーゲンは肌表面にとどまり、保湿を助ける効果があります。
さて、表皮の一番底にある「基底層」は、紫外線から肌をまもるメラニンを生成したり、外部からの侵入者と戦って炎症を起こしたり、スキンケア的には悪いことばかりする感じですが、ターンオーバーの起点になるとても大事なところ。
基底層で分裂した「基底細胞」は各層を通って角質に変化し、やがて垢になってはがれおちます。
この肌の再生機能が「ターンオーバー」で、約48日間かけて肌はすべて生まれ変わります。
この繰り返しでシミも消えていきます。
表紙のさらに下にある「真皮」は、皮下組織をささえてハリ、弾力を保ちます。
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、線維芽細胞の複合組織で、たるみ、しわなどはこの真皮の劣化によって起こります。
ここを何とかできれば、プルプルお肌でいられるのですが、残念ながら真皮へアプローチできるスキンケア用品はありません。
化粧水は使っちゃダメ! 重ねて塗るのはさらにダメ!!
「洗顔後は水分が蒸発していくので化粧水を塗って、水分を逃さないように乳液などで蓋をしましょう」
これが一般的なスキンケアの手法です。
しかし、これを真に受けてはいけません!
肌が水分を吸収して潤うなんてことはありません。化粧水を使うとかえって乾燥を招きます。
石鹸や洗顔料を使って顔を洗うと、角質層の脂が溶かされ、表面が少しめくれ上がった状態になります。
ここに化粧水を塗ると、もろくなった隙間から水分が皮膚内部に侵入。
蒸発する際に皮膚細胞の水分も同時に蒸発させて、角質層に亀裂を起こし、肌を乾燥させるのです!!
宇津木医師は「保湿化粧水は乾燥化粧水」とバッサリ切り捨てています。
紙を濡らして乾いたときにヨレヨレになるのと同じことが皮膚に起こる。
また、保湿成分などの「とろみ」のせいで蒸発するのに時間がかかり、長時間肌を水害にさらすと言っています。
さらにこの上にクリームなどで蓋をすると、化粧水が蒸発できなくなるうえ、角質がうまく剥がれ落ちず、ターンオーバー(肌の再生)が遅れます!
宇津木医師の文章は非常に刺激的です。顔が水で濡れたとき不快になって、タオルで拭いたくなるのは本能なのだ! というコメントにはシビれました。
顔は濡らしちゃダメなんですね。
化粧水は日本では定番ですが、欧米では使われていなくて、海外ブランドは日本向けにあえて化粧水を作っているのだそうです。
どうやら日本人は保湿信仰にとらわれるあまり、間違いをおかしているようですね。
界面活性剤は肌のバリア機能を壊す
石鹸で顔を洗うと汚れがよくおちますが、肌を覆う「皮脂」に加え、角質をつくっている脂も溶かすので、肌は多少なりともダメージを受けます。これは石鹸に入っている「界面活性剤」のせいです。
界面活性剤は水と油のように性質の違うものを混ぜ合わせる物質ですが、この混ぜ合わせる力は、同時に油を浮かせて落とす洗浄力にもなるのです。
さて、スキンケア用品にもいろいろな成分を混ぜるために、界面活性剤が入っています。
ほぼ液体の化粧水でもコラーゲンなどの粉末を溶かしこむために使われています。
肌に優しいスキンケアを考えていくと、「スキンケア用品の界面活性剤もやっぱり肌に悪いのか?」という問題に必ずぶちあたります。
ちなみに、スキンケア用品に含まれる界面活性剤は、化粧水<美容液<乳液<クリームと、とろみが増すほどより多く含まれています。
「なにもしないスキンケア」で有名な「宇津木式」では、界面活性剤は肌のバリア機能を破壊する「諸悪の根源」なので、スキンケア用品の使用を一切認めません。
問答無用で根絶やしにします(w)。
とくにクリームは界面活性剤そのもので、つけるなんてとんでもない。
本の中には、クリームを使っている人の肌をマイクロスコープで見るとほぼ全員の毛穴に炎症があるとか、長年クリームを塗りこんでいた美容部員の肌はクレーターのように穴が開いていたという恐ろしい事例が紹介されています。
皮膚科で薬をクリームにまぜるのは、バリアを壊すデメリットよりも薬を届けるメリットを優先するからだそうです。
一方、『美容常識の9割はウソ』の落合博子医師はスキンケア用品の使用を否定しておらず、美容液、またはクリームを推奨しています。
スキンケア用品に含まれる界面活性剤については、ほとんどは「非イオン界面活性剤」と呼ばれるもの。
低刺激で毒性もなく、アイスクリームなどの食品に使われているものなので肌を危険にさらすことない、と述べています。
どちらの専門家の意見を採用するかはあなた次第です。
私はもともと肌に合わないのでクリームは使わないのですが、
宇津木医師の迫力が凄すぎて、ますます敬遠したくなりました。
「化粧品」や「医薬部外品」に治療効果はない
スキンケア商品の大半は、薬事法によって「化粧品」か「医薬部外品(もしくは薬用化粧品)」に分類されます。
これらは医薬品のように肌の不調を直したり、治療する効果はもともともっていません。
薬は症状が改善する反面、副作用が生じる可能性もあります。
使用にはリスクが伴いますが、だからこそ効くのです。
厚生労働省は、そこまで影響のある成分の使用を薬以外には許していないので、悪い言い方をすると、化粧品や医薬部外品には、肌にぬっても当たり障りのない成分しか入っていないのです。
つまり、ニキビに薬用化粧品を塗っても治ることはありませんし、
美白化粧品を使っても、シミが消えることはありません。
もしシミが消えたなら、それはターンオーバーで消えたということ。
ほっておいても消えるシミだったのです。
もちろんシワもとれません。
シワは、真皮のコラーゲンやエラスチンなど組織の量が低下することで発生しますが、こんなに深くまで有効成分は届かないのです。
そもそも、厚生労働省が真皮まで影響するスキンケア用品の販売を許可することはありません。
シワをとりたいなら、針を刺して真皮に組織を直接注入するか、自力でコラーゲンやエラスチンを体内に作らない限り無理です。
残念ですが、改善効果への過度な期待はやめて、「化粧品」なら肌に油分をプラスして保護する目的で使いましょう。
併せて予防の効果を狙いたいなら「医薬部外品」です。
「医薬部外品」には厚労省の認めた有効成分が入っており、ニキビやシミなどの予防効果は得られます。
スキンケア 本当に正しい手順!
以下、本を読んで得た知識をまとめ、最強と思われるスキンケアの手順を共有します。
各項目から、自分にあった方法をチョイスしてカスタマイズしてください。
数値が小さいほどハードルが高いです。
無理そうなら大きいほうへ移ってください。
洗顔:肌を傷つけないことを最優先
2.石鹸素地だけの固形石鹸で洗う
3.自分にあった洗顔料を使う
やってはいけないこと
- 洗いすぎ=乾燥、湿疹、細菌感染、アレルギーのリスクが高まる
- こする=角質を厚くするケラチノサイトとメラニンが誘発され、くすみ、黒ずみの原因になる
- スクラブ入り洗顔料=肌の角質層を壊し、黒ずみを作る
水でしか洗わないは、「宇津木式スキンケア」の手法です。
宇津木式は、皮脂に張り付いた汚れだけを「ぬるま水(人肌以下の温度に温めた水)」で落とし、あとはなにもつけません。そして少しずつ肌の自己回復機能を取り戻すという究極の自然派スキンケアなんです。
続ければ肌が見違えると評判なので試す価値大ありです。
さて、当然私も実践しましたよ。
最初の1回目は見事に失敗しました。
ある日ぱったりと洗顔をしなくなったためか、体が順応せず、肌に吹き出物が次々できはじめたんです。
その結果、わずか3週間でギブアップ!
時間をおいてから再チャレンジしたときには、前回の反省をふまえ、水で洗う日、洗顔料で洗う日と交互に行うようにしました。
すると、今度は吹き出物もできず、しだいに肌も慣れてくれました。
今ではぬるま湯2日間、3日めに石鹸で洗顔という感じに落ち着いています。
肌の調子はとてもいい感じです。
さて、肌を洗浄する場合には、固形石鹸をまずためしましょう。
その場合、余計な成分が入っていない「石鹸素地」でできているものを選び、純粋に汚れを落とすためだけに使用します。
石鹸素地を構成する成分は、ラウリン酸Na、ミリスチン酸Naなどいろいろあるのですが、パッケージにある成分表示では、「石鹸素地 水」のように書いてあると思います。
ただし、固形石鹸は洗浄力が高いので、刺激が強く感じる場合があります。
人によって向き不向きがあるので、使ってみてピリピリしたら使用をやめましょう。
3番目はあまり神経質にならず、自分にあった洗顔料を使うということです。
洗顔料には、泡立ちをよくしたり、手触りを滑らかにしたり、香料が使われていたりと使い心地をよくする成分が含まれています。
つまり洗浄成分以外に余計なものがたくさん入っていますが、これらが有害なことはほとんどないので、この際気にしない。
洗顔料は刺激をおさえるように工夫されていますから必ず自分に合うものが見つかるはずです。
ただ、洗顔後にあまりに「しっとり」してしまうのはどうかと思います。
肌がしっとりすると、潤ったような錯覚を覚えますが、このしっとりの正体は油です。
汚れや皮脂を洗い流したはずが、油分でコーティングされてしまうんですね。
保湿にはなるのかもしれませんが、その後のケアを考えて、できるだけシンプルな成分のものを選ぶほうが無難です。
ちなみに、ビタミンCや、天然成分など、いろいろな美容成分を配合したやたら高価な石鹸や洗顔料がありますが、成分は水で流れてしまうので意味がありません。
高額の商品にはご注意ください。
洗顔後:何も塗らないか、保護するものをうすく塗る
2.ワセリン、オイル
3.美容液かクリームのどちらか一点(落合博子さん)
やってはいけないこと
- 水分補給(化粧水、フェイスパック、美顔スチーマー)=肌がふやけて角質層の水分が蒸発する
- クリームを塗る(宇津木式)=角質層に大ダメージを与える※上記参照
- 美容液+乳液などの重ね塗り=意味なし。成分が阻害しあって効果が出なくなる
肌に何かを塗る目的は、肌の水分を保護するため、皮脂膜に油分を足し、乾燥を防ぐことです。
化粧水などによるいわゆる「水分補給」はまったく必要なし。
肌がもともともっている水分量だけでいいんです。そこへ水を足そうとすると「水害」になります。
さて、水であらった場合は皮脂膜が肌に残っていますので、肌が乾くということはないと思います。この場合は何も塗らなくてオーケー。
石鹸や洗顔料を使った場合は、角質がところどころはがれている状態になっていますが、2、3時間すれば皮脂膜が再び肌を覆うので、本来は何も塗らなくても大丈夫。
それでも肌の乾燥が気になるという人はオイルを塗るのがベストです。
選択基準は、できるだけ肌に無害なオイルを使うということ。
すべてのスキンケア用品を否定する宇津木式でも、肌の乾きが気になる場合に限り、ワセリンを薄く塗ることが許されています。
ワセリンは酸化しない無害な油なのです。
ちなみにこの「酸化」は肌の老化に大敵で、肌にのこった成分が酸化する恐れがあるというのも、宇津木式がスキンケア用品を認めない理由のひとつになっています。
また、せっかくだから美容効果のあるものを塗りたい、という人もいるでしょう。
スキンケア用品の使用は医師の間では否定的な意見が多いのですが、落合博子医師は「化粧品は気持ちよく楽しむもの」だから、自分が一番必要としている効果にしぼって使ってみてもよいと言っています。
シミを作りたくないなら美白、乾燥が気になるなら保湿成分ということですね。
重ね塗りは成分同士が阻害しあって効果が出にくくなるため、効果を狙うなら1点にしぼるべきとのこと。
落合博子医師の「推し成分」はセラミド。
セラミドは角質層に存在する細胞間脂質の半分を占めていて、肌のバリアそのものです。
年を取ると減ってしまうので補充する意義はあります。
また、保湿、血行促進、抗炎症作用をもつ、ヘパリン類似物質もお勧めしています。
医薬品と医薬部外品の製品がありますが、医薬部外品の方は含有量が少なくなります。
ヘパリン類似物質は、皮膚科医から処方されて、私も使ったことがありますが、強力な保湿作用を体感して驚きました。
紫外線対策:日焼け止めはマストアイテム
2.日焼け止めを塗る
はっきり言って、洗顔や化粧品をつけるよりも、紫外線対策のほうがはるかに大事なんです。
なぜなら紫外線は皮膚の組織を激しく破壊するのです。
若い時はよくてもダメージは蓄積されており、年を取ってから顕著に表れるというから恐怖ですね。これを「光老化」といいます。
怖いのは、衣服をつけていても紫外線を防げるのは70%までということなので、完全に避けて生きるのは無理なのです!!
紫外線は波長の長さによって、ABCの3タイプありますが、そのうちのAとBが肌にダメージを与えます。
- UV-A 真皮を破壊 たるみ、しわを作る
- UV-B 表皮を破壊 日焼け、くすみ、シミを作る
新陳代謝も損ねますし、色素細胞に異常を起こしますし、詳しくは書きませんがとにかく細胞のやられっぷりがヤバイです。
だから紫外線を少しでも防ぐため、日焼け止めを塗るのが賢明です。
日焼け止めは
・吸収剤(紫外線を吸収して熱に変える)
・攪乱剤(紫外線を跳ね返す)
の2種類があって、おすすめは、塗りやすい吸収剤のほうです。
吸収剤は肌に悪いという話もありますが、落合博子医師は「使ってみて問題なければ大丈夫」と言っています。
攪乱剤はUV-A、UV-Bの両方に効果があって、ノンケミカルの製品もあるのですが、いかんせん塗りずらい。
白い溶剤が、かなり肌にすりこまないと透明になってくれません。
こするのは肌に大敵です。
日焼止めにはかならず、2種の防御値が記載されています。SPFは世界共通で使われている値。PVは日本独自のものです。
選ぶときは、
- SPF=UV-B防御値 15以上
- PV=UV-A防御値 ++以上
のものを選びましょう。
SPFは国内では「50」までのものが買えますが、15以上は効果に大差ないようです。
PVは日常生活なら++で十分。炎天下でスポーツするならそれ以上です。
屋外にいる場合は、その後、2~3時間ごとにこまめに塗るのがよいそうです。
肌に刷り込まないで、のせるように塗るのがポイント。
紫外線を避けるのは、陽射しの強い日だけでいいと思ったら大間違いで、UV-Aは曇りの日でも降り注いでいます。
日焼け止めは、一年中つけたほうがいいですが、特に紫外線の強い、3月~9月の間は要注意です。
ちなみに高須クリニックの高須院長は紫外線予防に余念がなく、SPF100の日焼け止めを輸入して使っているとのこと。
マッサージはやってはいけない
たるみを直す、ほうれい線を消すみたいな効果を狙った顔のマッサージがけっこうあって、YouTubeにもたくさん動画がUPされています。
しかし、マッサージをすると、肌のハリを支えている線維組織がプチプチ切れてしまうのです。
肌のたるみや、くすみ、黒ずみをつくる原因になるので、今すぐやめましょう。
人の肌はちょっともちあげたくらいでどうにかなるものではなく、美容整形で行われるリフトアップも肌の下の強固な筋膜も含めてぐいぐいーっと施術しないと持ち上がらないそうです。
「表情筋」を鍛える顔面体操もけっこうメソッドがありますよね。
表情筋の劣化は、たしかにたるみの一端ではあるそうなのですが、筋肉と皮膚をつなぐ真皮がよわったら意味をなさないので、ほどほどにしておきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
私は
朝:ぬるま湯で顔を洗う→日焼け止めを塗る
夜:ぬるま湯で顔を洗う(3日1度石鹸を使う)→つっぱる時だけオイルか乳液をつける
というやり方を1年以上続けていますが、大げさではなく、肌が今まででもっとも良い状態になっていると思います。
しっとりではなく、つるすべな感じです。
肌がカサカサすることもなくなりました。
なので最近は、体を洗うのも適当になってきて、
汗をかくところ以外は、さっと撫でて終りにしています。
すると、体の肌も同じようにいい感じにつるすべになりました。
やっぱり皮膚は、洗いすぎてはいけません。
そのままがベストなんだと実感しています。